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天つ巻  第二十七帖

石物いふ時来るぞ、草物いふ時くるぞ。

北おがめよ、北光るぞ、北よくなるぞ、夕方よくなるぞ、

暑さ寒さ、やはらかくなるぞ、五六七(みろく)の世となるぞ。

慌てずに急いで呉れよ。

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石もモノを尋ねると応えてくれる。草木も応えてくれる。

問いかける、挨拶をする。

おはよー。いい天気やね。

いってくるよーー。

ただいまー。今日しんどかってん。

また、明日なー。

そんな時、彼らは、

表現するとすれば、

優しく微笑むようなまなざしをくれているかのように

感じる。

彼らは、大地をつなぎ合わせてくれる、私たちが地面に立っていることができるように、

石と砂とつなぎ合わせ、地下には、根を水脈の如くはらせ、

地球をつなぎ合わせていてくれる。

まるで、手をつないでいてくれるかのように。

そして、乱暴な私たちを歩くこと、走ること、地面に降り立つことを許してくれている。

愛ある存在だ。

ありがとう。

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